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GPTsの作り方完全ガイド:初心者でも簡単!プログラミング不要でオリジナルAIアシスタント作成

GPTsの作り方完全ガイド:初心者でも簡単!プログラミング不要でオリジナルAIアシスタント作成

「ChatGPTをもっと便利に、自分好みにカスタマイズできたら…」と思ったことはありませんか?実は、OpenAIが提供する「GPTs」を使えば、プログラミングの知識がなくても、あなただけのオリジナルAIアシスタントを簡単に作成できるんです。このGPTs、業務効率化はもちろん、新しいサービス開発の可能性まで秘めています。でも、「具体的にどうやって作るの?」「どんなものが作れるの?」と疑問に思っている方も多いはず。この記事では、そんなあなたの疑問をすべて解消!GPTsの基本から、具体的な作成手順、活用事例まで、初心者の方でも安心して取り組めるように、分かりやすく徹底解説していきます。この記事を読めば、あなたもオリジナルのGPTsを自在に使いこなせるようになりますよ!

GPTsとは?基本を理解しよう

GPTs(ジーピーティーエス)とは、OpenAIが提供するChatGPTを、特定の目的や用途に合わせてカスタマイズできる機能のことです。まるで自分専用のAIアシスタントを作るように、独自の知識や指示、機能を組み合わせて、よりパーソナルで効率的なChatGPTを構築できます。

プログラミングの知識は一切不要で、自然言語での指示だけで簡単に作成できるのが最大の特徴です。例えば、「ブログ記事のアイデア出しに特化したAI」「プログラミングのエラー解決を手伝ってくれるAI」「特定の業界のニュースを収集してくれるAI」など、あなたのニーズに合わせて無限の可能性を秘めています。

GPTsのメリットと可能性

GPTsの導入は、個人利用からビジネス活用まで、多岐にわたるメリットと可能性をもたらします。主な利点としては、以下の点が挙げられます。

  • 専門性の高いAIアシスタントを構築できる 特定の分野に特化した知識や、独自の指示を組み込むことで、汎用的なChatGPTでは難しかった専門性の高いアシスタントを作成できます。これにより、特定の業務や学習において、より的確で質の高いサポートが期待できます。
  • 業務効率が大幅に向上する 日常的に発生する定型業務や情報収集、コンテンツ作成などをGPTsに任せることで、手作業による時間や労力を大幅に削減できます。例えば、メールのドラフト作成、データ分析の補助、企画書の骨子作成など、さまざまなタスクを自動化・効率化することが可能です。
  • プログラミング知識なしでAI開発が可能 従来のAI開発には専門的なプログラミングスキルが必須でしたが、GPTsは自然言語による指示だけで作成できます。これにより、AI開発のハードルが劇的に下がり、誰もがアイデアを形にできるようになりました。
  • 新しいビジネスやサービスの創出 独自のGPTsを開発し、OpenAIが提供する「GPTsストア」で公開すれば、他のユーザーに利用してもらうことも可能です。これにより、特定のニッチな市場をターゲットにした新しいサービスやビジネスモデルを創出するチャンスが生まれます。

これらのメリットを最大限に活用することで、GPTsはあなたの仕事や生活に革新をもたらし、これまで想像もしなかったような可能性を広げてくれるでしょう。

GPTs作成の準備:何が必要?

GPTs作成を始めるにあたり、特別なプログラミングスキルは不要ですが、いくつかの準備と基本的な知識があると、よりスムーズに、そして効果的にオリジナルのGPTsを作成できます。このセクションでは、GPTs作成に必要なものと、知っておくと便利なプロンプトエンジニアリングの初歩について解説します。

GPTs作成に必要なもの

GPTsを作成するために、特別なソフトウェアや開発環境は必要ありません。最低限、以下の準備ができていればすぐに始めることができます。

  • OpenAIアカウントとChatGPT Plusの契約 GPTsの作成と利用は、ChatGPT Plusのサブスクリプション契約者のみがアクセスできる機能です。月額20ドルのChatGPT Plusに加入することで、GPTs作成機能が解放されます。
  • インターネットに接続されたデバイス PC、タブレット、スマートフォンなど、インターネットに接続できるデバイスがあれば、Webブラウザを通じてGPTsを作成・編集できます。

これらが準備できていれば、すぐにでもあなただけのオリジナルGPTsを作り始めることができます。

GPTs作成前の基本知識(プロンプトエンジニアリングの初歩)

GPTsを効果的に作成するためには、プログラミング知識よりも「プロンプトエンジニアリング」という考え方が重要になります。プロンプトエンジニアリングとは、AIに意図した通りの回答をさせるために、適切な「指示(プロンプト)」を与える技術のことです。

ここでは、プロンプト作成の基本的なコツをいくつかご紹介します。

  • 明確な指示を与える 「〜してください」といった曖昧な指示ではなく、「〇〇のテーマで、ブログ記事のタイトル案を5つ提案してください」のように、具体的に何を、いくつ、どのような形式で求めているのかを明確に伝えましょう。
  • 役割を設定する AIに特定の役割を与えることで、その役割に沿った回答を引き出しやすくなります。「あなたは優秀なマーケターです」や「あなたは優しい家庭教師です」のように、ペルソナを設定してみましょう。
  • 制約条件を設ける 出力する文字数、トーン(例:専門的、カジュアル)、含めてはいけない情報など、AIが回答を生成する際の制約条件を設けることで、より目的に合った出力を得られます。「〜は含めないでください」「200字以内でまとめてください」といった指示が有効です。
  • 具体例を示す(Few-shot prompting) もし可能であれば、AIに求めている回答の形式やトーンを示す具体例を1つか2つ提示すると、AIはその例を参考に、より望ましい回答を生成しやすくなります。

これらの基本的な考え方を理解しておくだけで、プログラミング知識がなくても、あなたのアイデアを形にする強力なGPTsを作成できるようになります。次のセクションでは、いよいよ具体的なGPTsの作成手順について解説していきます。

GPTsの基本的な作り方:ステップバイステップ解説

それでは、いよいよGPTsの具体的な作成手順を見ていきましょう。ここでは、ChatGPTの画面に沿って、一つずつ丁寧に解説していきます。

1. GPTs作成画面へのアクセス

GPTsを作成するには、まずChatGPTの画面から専用の作成インターフェースにアクセスします。ChatGPTにログイン後、左側のメニューにある「Explore GPTs」をクリックし、開いた画面の右上にある「+ 作成する」ボタンを選択してください。これで、GPTsの作成画面が開きます。

2. 「作成する」タブでの設定

GPTsの作成画面を開きます。作成するタブがONになっています。ここでは、チャット形式でGPT Builderと対話しながら、作成したいGPTsの目的や振る舞いを設定していきます。

GPT Builderが「Hi, I’ll help you build a new GPT. What would you like to make?(新しいGPTの作成をお手伝いします。何を作りたいですか?)」と尋ねてくるので、作りたいGPTsのコンセプトや用途を具体的に伝えてください。例えば、「ブログ記事のアイデア出しを手伝ってくれるアシスタントを作りたい」といった形で入力します。

すると、GPT Builderはあなたの指示に基づいて、GPTsの名前や説明、プロフィールの画像などを提案してくれます。提案された内容が気に入らなければ、さらに指示を加えて調整することも可能です。この対話を通じて、GPTsの基本的な骨格が作られていきます。

3. 「構成」タブでの詳細設定

「作成する」タブでの対話を通じて基本的な設定が終わったら、次に「構成」タブに切り替えて、より詳細な設定を行います。「構成」タブでは、GPTsの振る舞いを細かく制御するための様々な項目が用意されています。

  • 名前 GPTsの正式名称を設定します。ユーザーがGPTsを見つけやすい、分かりやすい名前にしましょう。
  • 説明 GPTsの機能や用途を簡潔に説明します。他のユーザーがGPTsストアで検索する際にも表示されるため、魅力的で具体的な説明を心がけましょう。
  • 指示 これがGPTsの「脳」とも言える最も重要な部分です。GPTsがどのような役割を果たすべきか、どのようなトーンで話すべきか、どのような情報に基づいて回答すべきかなど、具体的な振る舞いを詳細に記述します。箇条書きや具体的な例を交えながら、GPTsに期待する動作を明確に指示しましょう。
  • 会話のきっかけ ユーザーがGPTsとの会話を始める際に役立つ、いくつかの質問例を設定できます。これにより、ユーザーはGPTsの使い道を理解しやすくなります。最大4つまで設定可能です。
  • プロフィール画像 GPTsのアイコンを設定します。GPT Builderが提案した画像をそのまま使うこともできますし、ChatGPTで生成したり、自分で画像をアップロードしたりすることも可能です。
  • 知識 GPTsに特定の情報やドキュメントを学習させたい場合に、ファイルをアップロードする機能です。PDF、Word、テキストファイルなど、様々な形式のファイルをアップロードできます。これにより、GPTsはアップロードされた情報に基づいて回答を生成できるようになります。
  • 機能 GPTsが利用できる追加機能を設定します。
    • ウェブ検索: インターネット上の情報を検索し、最新の情報を取得する能力です。
    • Canvas: Canvasを使って編集可能なメール文や文章などを作成します。
    • 画像生成: 画像生成AIを使って画像を生成する能力です。
    • コードインタープリター: コードの実行、データ分析、計算などを行う能力です。
  • アクション 外部のAPIと連携させることで、GPTsの機能を大幅に拡張できます。例えば、特定のウェブサービスから情報を取得したり、外部システムを操作したりすることが可能になります。プログラミングの知識が必要になる場合がありますが、これによりGPTsは単なる会話にとどまらない、より実用的なツールへと進化します。

これらの設定項目を一つずつ丁寧に設定していくことで、あなたの理想とするGPTsを具体的に形作ることができます。

4. プレビューとテスト

設定を進める中で、画面右側には常に作成中のGPTsのプレビューが表示されています。ここで、実際にGPTsに話しかけて、意図した通りに動作するかどうかをテストしましょう。

設定内容を少し変更するたびにテストを行い、期待通りの応答が得られるかを確認することが重要です。もし期待と異なる動きをする場合は、「構成」タブに戻って「指示」やその他の設定を調整し、再度テストを繰り返してください。この試行錯誤が、高品質なGPTsを作る上で非常に大切です。

5. GPTsの保存と公開

テストを重ね、満足のいくGPTsが完成したら、いよいよ保存と公開です。画面右上の「Save」ボタンをクリックすると、公開範囲を選ぶオプションが表示されます。

  • 自分のみ: 自分だけがGPTsを利用できます。テスト運用や個人利用に最適です。
  • リンクを知っている人なら誰でも: 生成されたリンクを知っている人なら誰でもGPTsにアクセスできます。特定のグループ内での共有などに便利です。
  • 公開: GPTsストアに公開され、世界中のユーザーが利用できるようになります。審査が必要な場合があります。

目的に応じた公開範囲を選択し、「送信」をクリックすれば、あなたのオリジナルGPTsが完成です!

GPTs作成の具体例:アイデアを形にする

ここからは、実際にどのようなGPTsが作成できるのか、具体的な事例を交えながら見ていきましょう。これらの例を参考に、あなた自身のアイデアをGPTsとして形にするヒントを見つけてください。

事例1:ブログ記事作成アシスタントGPT

ブログ記事の作成は、アイデア出しから構成、執筆、校正と多くの工程が必要です。ブログ記事作成アシスタントGPTは、これらの作業を効率化するために役立ちます。

作成のポイント:

  • 指示: 「あなたはプロのブロガーであり、ユーザーから指定されたテーマに基づいて、読者の心に響くブログ記事のアイデア出し、構成案作成、本文執筆、SEOキーワードの提案を行います。」といった具体的な役割と目的を設定します。
  • 知識: 過去に書いた高評価のブログ記事や、参考にしたい記事のスタイルガイドなどをアップロードすることで、GPTsがユーザーの執筆スタイルを学習し、よりパーソナライズされた記事を生成できるようになります。
  • 会話の例:
    • 「〇〇(テーマ)に関するブログ記事のアイデアを5つ提案してください。」
    • 「上記のアイデアの中から、最も魅力的なものを選択し、具体的な構成案を作成してください。」
    • 「構成案に基づいて、導入部分の文章を執筆してください。」

このように設定することで、ブログ記事作成の各ステップをスムーズに進められるアシスタントが完成します。

事例2:プログラミング学習サポートGPT

プログラミング学習は、疑問点が多く、独学では挫折しやすいものです。プログラミング学習サポートGPTは、特定の言語やフレームワークに特化し、学習者の疑問解消やコードレビューを支援します。

作成のポイント:

  • 指示: 「あなたは経験豊富なプログラミングメンターです。ユーザーが指定したプログラミング言語(例:Python、JavaScript)に関する質問に答え、コードのレビュー、エラーのデバッグ支援、学習計画の提案を行います。」といった役割を設定します。
  • 知識: 特定の言語の公式ドキュメント、よくある質問(FAQ)集、優良なチュートリアル記事などをアップロードすることで、より正確で詳細な情報を提供できるようになります。
  • 能力: 「Code Interpreter」を有効にすることで、ユーザーが提供したコードを実行・分析し、エラーを特定したり、改善案を提示したりできます。
  • 会話の例:
    • 「Pythonのリスト内包表記について教えてください。」
    • 「このJavaScriptのコードにバグがないか確認してください:[コードを貼り付け]」
    • 「初心者向けのReact学習ロードマップを提案してください。」

これにより、パーソナルなプログラミング講師のように機能するGPTsを作成できます。

事例3:特定業界向け情報収集GPT

特定の業界に特化した情報収集は、多くのビジネスパーソンにとって重要な業務です。特定業界向け情報収集GPTは、指定された業界の最新ニュース、トレンド、競合情報などを効率的に収集・要約し、レポート作成を支援します。

作成のポイント:

  • 指示: 「あなたは特定の業界(例:フィンテック、再生可能エネルギー)に特化した市場アナリストです。Webブラウジング機能を用いて最新情報を収集し、ユーザーの質問に基づいてトレンド分析、競合他社動向、ニュースの要約を行います。」と設定します。
  • 能力: 「Web Browsing」を必ず有効にします。これにより、インターネット上の最新情報をリアルタイムで検索し、分析することができます。
  • 会話の例:
    • 「最新のフィンテック業界のトレンドについて教えてください。」
    • 「〇〇社の最近の動向について調べて、主要なニュースを3つ要約してください。」
    • 「再生可能エネルギー分野における、今後5年間の市場予測についてレポートを作成してください。」

このGPTsを使えば、常に最新かつ関連性の高い業界情報を手軽に入手し、分析業務に役立てることが可能になります。

事例4:クリエイティブライティング支援GPT

小説、詩、キャッチコピーなど、創造的な文章作成にはインスピレーションと構成力が必要です。クリエイティブライティング支援GPTは、アイデアの壁を打ち破り、魅力的な作品作りをサポートします。

作成のポイント:

  • 指示: 「あなたは創造的なライティングの専門家です。小説のプロット作成、詩の生成、キャッチコピーの考案、キャラクター設定など、ユーザーのクリエイティブな表現活動を支援します。」といった、創造性を引き出す役割を設定します。
  • 知識: これまでの成功事例や、詩集、キャッチコピーの成功事例などをアップロードすることで、GPTsがそのスタイルや表現方法を参考に、より魅力的な提案ができるようになります。
  • 能力: 「画像生成」を有効にすることで、作成した物語のシーンやキャラクターのイメージ画像を生成してもらい、視覚的なインスピレーションを得ることも可能です。
  • 会話の例:
    • 「SF小説の新しいプロットアイデアを3つ提案してください。」
    • 「『希望』をテーマにした短い詩を書いてください。」
    • 「新商品の〇〇(製品名)のキャッチコピーを5つ考案してください。」

このGPTsを活用すれば、新たな視点や表現方法を発見し、クリエイティブな作品作りを加速させることができるでしょう。

GPTs作成のコツと注意点

GPTsを開発する上で、ただ手順通りに作るだけでなく、より効果的に、そしてトラブルなく運用するためにはいくつかのコツと注意点があります。ここでは、筆者の経験も踏まえ、高性能なGPTsを作成し、そのパフォーマンスを最大限に引き出すための実践的なヒントをご紹介します。

効果的なプロンプト作成のヒント

GPTsの性能は、設定する「指示」、つまりプロンプトの質に大きく左右されます。より高性能なGPTsを作成するためには、以下のポイントを意識してプロンプトを設計しましょう。

  • 具体的な役割と目的を明確にする: GPTsに「あなたは○○の専門家です」「ユーザーの××という問題を解決してください」のように、具体的な役割と目的を与えることで、回答の方向性が定まります。
  • 制約条件やルールを設定する: 「〜以外の情報には触れない」「回答は300字以内にする」「必ず箇条書きで回答する」など、GPTsの行動や出力形式に制約を設けることで、意図しない回答を防ぎ、一貫性を保てます。
  • 思考プロセスを指示する: 「まず、ユーザーの質問を要約し、次に…」「複数の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを説明する」といった思考のステップを指示することで、より論理的で質の高い回答を引き出せます。
  • ペルソナを設定する: 「親しみやすい口調で」「専門用語は避け、初心者にもわかるように説明してください」など、特定の話し方や態度を指示することで、ユーザー体験を向上させることができます。
  • ネガティブプロンプトも活用する: 「〜のような回答は避けてください」「〜に関する情報は提供しないでください」のように、望ましくない行動を明示的に指定することも有効です。

よくある失敗とその回避策

GPTsを作成する際には、いくつかの一般的な落とし穴があります。これらを事前に知っておくことで、効率的に開発を進めることができます。

  • 意図しない回答や誤情報の生成:
    • 失敗例: ユーザーが求めていない情報を提供したり、誤った事実を自信満々に提示したりすることがあります。これは、プロンプトの指示が曖昧だったり、Knowledgeファイルの内容が不正確だったりする場合に起こりやすいです。
    • 回避策: プロンプトで明確な制約を設け、「不明な場合はその旨を伝える」といった指示を加えることが有効です。また、Knowledgeファイルの情報を定期的に見直し、正確性を保つようにしましょう。
  • 情報収集(ウェブ検索)の失敗:
    • 失敗例: ウェブ検索を有効にしても、期待通りに情報を取得できなかったり、関連性の低いサイトを参照してしまったりすることがあります。
    • 回避策: 特定の情報を参照させたい場合は、知識ファイルに直接情報をアップロードするか、アクションを通じて特定のAPIやデータベースに接続する方が確実です。ウェブ検索は補助的な利用に留めるのが賢明です。
  • 知識の偏りや不足:
    • 失敗例: 提供した知識ファイルの情報に偏りがあったり、カバーしきれていない領域があったりすると、GPTsの回答も偏りがちになります。
    • 回避策: 知識ファイルは多角的かつ網羅的に情報を含めるように工夫しましょう。また、ユーザーからのフィードバックを元に、不足している情報を補強していくことが重要です。

GPTsのパフォーマンスを向上させるには

作成したGPTsは、一度作って終わりではありません。継続的に改善していくことで、その性能をさらに引き出すことができます。

  • 知識ファイルの最適化:
    • 提供するファイルは、GPTsが参照しやすいように、内容を整理し、重複を避け、簡潔に記述することが重要です。PDFやテキストファイルだけでなく、CSVファイルなども活用し、構造化された情報を提供すると、より正確な回答につながります。
  • 機能の適切な利用:
    • ウェブ検索や画像生成、コードインタプリターなどの各機能は、必要なものだけを有効にし、その利用目的をプロンプトで明確に指示することで、無駄な処理を減らし、効率的な動作を促せます。
  • ユーザーフィードバックの活用:
    • 実際にGPTsを使ってもらい、どのような回答が役立ったか、どのような点で不満があったかなどのフィードバックを積極的に収集しましょう。それらを元にプロンプトや知識ファイルを改善していくことが、性能向上の鍵となります。
  • 定期的なテストと調整:
    • 新しい情報を追加したり、プロンプトを修正したりした際には、必ずプレビュー機能を使ってテストを行い、意図した通りの動作をするか確認しましょう。継続的なテストと調整が、GPTsの品質を保ちます。

GPTsの活用方法と共有

オリジナルのGPTsを作成できたら、次はそれをどのように活用し、他の人と共有するかが重要です。ここでは、作成したGPTsの共有オプションから、GPTsストアでの公開、さらにはビジネスや日常生活での具体的な活用アイデアまで詳しく解説します。

作成したGPTsの共有方法

GPTsを作成した後、その利用範囲はあなたが設定できます。主に以下の3つの共有オプションがあります。

  • 自分のみ: 作成者であるあなただけがGPTsを利用できます。テストや個人的な用途で使いたい場合に適しています。
  • リンクを知っている全員: GPTsへのリンクを知っている人なら誰でも利用できます。特定のチームメンバーや友人など、限られた範囲で共有したい場合に便利です。リンクを共有するだけで利用できるため、手軽に共同作業を進められます。
  • 公開: GPTsストアを通じて一般公開されます。不特定多数のユーザーがあなたのGPTsを発見し、利用できるようになります。

これらのオプションは、GPTsの保存時に選択できます。目的に応じて適切な共有方法を選びましょう。

GPTsストアでの公開

作成したGPTsを世界中のユーザーに公開したい場合は、GPTsストアを利用します。GPTsストアで公開するメリットは、より多くの人に利用してもらえる機会が増えるだけでなく、将来的には収益化の可能性も期待できる点です。

公開手順は以下の通りです。

  1. GPTsの編集画面で「保存」をクリックします。
  2. 公開オプションとして「公開」を選択します。
  3. 公開には、OpenAIのプロファイル設定で名前またはウェブサイトを認証する必要があります。指示に従って設定を完了させましょう。
  4. 公開後、GPTsストアに掲載されるまでには若干の時間がかかる場合があります。

公開する際は、説明文を魅力的かつ分かりやすく記述し、アイコンも視覚的にアピールできるものにすると、多くのユーザーに注目されやすくなります。

ビジネスや日常生活での活用アイデア

GPTsは、そのカスタマイズ性から様々なシーンでの活用が期待できます。ここでは、ビジネスと日常生活における具体的な活用アイデアをいくつかご紹介します。

  • 業務効率化:
    • 社内FAQボット: 会社独自のルールや製品情報、よくある質問を学習させ、新入社員のオンボーディングや顧客サポートの一次対応を自動化できます。
    • レポート作成アシスタント: 特定のデータや情報を入力するだけで、定型的なビジネスレポートのドラフトを迅速に作成できます。
    • SNSコンテンツ自動生成: ターゲット層や投稿テーマに合わせたSNS投稿文案やハッシュタグを自動生成し、マーケティング業務を効率化します。
  • 学習支援:
    • 語学学習パートナー: 特定の言語での会話練習、文法チェック、単語の意味の解説など、パーソナルな語学教師として活用できます。
    • 専門分野のQ&A: 特定の学術分野や技術領域の知識を学習させ、質問に答える専門家として利用できます。
  • クリエイティブな活動:
    • ストーリーテリングアシスタント: 物語のプロット作成、キャラクター設定、世界観の構築など、クリエイティブなアイデア出しをサポートします。
    • 詩や歌詞の生成: 特定のテーマや感情に基づいた詩や歌詞のアイデアを生成し、創作活動を刺激します。
  • 日常生活のサポート:
    • 旅行プランナー: 予算、期間、興味に基づいて、パーソナライズされた旅行プランやアクティビティを提案します。
    • 献立ジェネレーター: 冷蔵庫にある食材やアレルギー情報、好みに合わせて、毎日の献立を提案してくれます。

これらのアイデアはほんの一部です。あなたのニーズに合わせてGPTsをカスタマイズすることで、無限の可能性が広がります。

まとめ:あなただけのGPTsで未来を切り拓こう

この記事では、プログラミング知識がなくても誰でも簡単にオリジナルのGPTsを作成する方法から、具体的な活用事例、さらには効果的な作成のコツまでを詳しく解説してきました。GPTsは、単なるAIアシスタントのカスタマイズに留まらず、私たちの業務効率を劇的に向上させたり、これまでにない新しいアイデアを形にしたりする無限の可能性を秘めています。

GPTsの作成は、決して難しいことではありません。大切なのは、「どんなGPTsを作りたいか」というあなたの明確な目的と、それを実現するための創造力です。今回ご紹介したステップバイステップのガイドを参考に、ぜひあなただけのGPTsを開発し、日々の仕事や生活に役立ててみてください。

あなた自身の手で作り上げたGPTsは、きっとあなたの強力なパートナーとなるでしょう。さあ、今すぐあなただけのGPTsで、未来を切り拓く一歩を踏み出しましょう。

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この記事の監修者

脇村 隆

1997年のインターネット黎明期よりWeb制作に従事。イニット(現・トランスコスモス)、ぴあデジタルコミュニケーションズ、NRIネットコム等にて、HTMLコーダー、ディレクター、プロデューサー、コンサルタントとして大手企業Webサイト構築の上流から下流まで一貫して担当。
コーポレート/サービス/金融機関サイトの再設計や情報設計を軸に、自然検索からの集客向上とCV改善を多数実現。2012年にプラス・ムーブメント合同会社を設立し、14期目を迎える現在もWebサイト制作・PR支援を展開。商工会・自治体をはじめ公的機関案件を12年連続で継続支援し、運用内製化や業務効率化(kintone等)まで伴走。
単著『アフィリエイターのためのWeb APIプログラミング入門』をはじめ、各種セミナー登壇多数。GUGA 生成AIパスポート(2025年6月取得)を保有。
現在は「AIミライデザイナー」代表として、戦略立案からWebサイト実装・SEO対策、集客後のAI・DX推進までを伴走型でワンストップ提供。